まず、ここに我が町にある球場、西京極球場のチケット3枚があります。












これを見て『なんでデザイン違うんや?』っとお思いの方いませんでしょうか?

実はこれにはある規則性があるのです。

気合を入れて独自のデザインで発行されたチケットと、主催球団にデザインを委託するチケットと、プレイガイドに委託するチケットとに分類できるのです。

言い換えたら、お金と労力を使ったチケットと、お金は使ったが労力は使ってないチケットと、お金も労力もどちらも使っていないチケットに分類できる、っと言った方が分かりやすいでしょうか?

要するに、“その球場(その場所を提供した都市)は、その試合をどのようなものと考えているか?”っということが分かるのです。



まずは、プレイガイド方式のチケットから説明していきましょう!















西京極球場(京都)は・・・

文化=仕事であり。 文化=人生である方が多いのです!

分かりやすく言うと・・・


桓武天皇が京都に遷都して以来、1200年を超える歴史があり、文化がある。
よく他府県の方が“戦前”っという言葉を発する時、それは太平洋戦争を意味するが、京都では応仁の乱までさかのぼらなければならない。
そのくらい、京都は戦争や震災の影響が受けにくかった町なのである。
その結果、京都は今でも,古くからの伝統、文化がある都市であり。
必然的に、
京都人は伝統文化に関わる仕事が多く、かつ、その仕事と同じくらい文化を大切にする民族になってしまったのである。

“伝統文化に関わる仕事”とは、職人っと置き換えた方が分かりやすいかな?(私の職業も着物の職人です。)

その職人の殆どが、自営業なので、
京都人は“自営業で仕事と同じくらい文化を大切にする民族”
                 ‖
      “平日でも、仕事サボって野球見に行く民族”

なのである。


だから、平日のオープン戦なのに土日の地方のオープン戦なみに客がド・ド〜ット来てしまうので、西京極球場(京都)は球団に特別な売りこみに行かなくても必ずといっていいほどオープン戦が来るのでこのように、西京極球場のチケットはチケットぴあの愛想無いチケットになってしまったのです。




では次に主催球団にデザインを委託したチケットを説明していきましょう。


左が日生球場1996年5月9日、右が西京極球場1996年5月17日のチケットです。
(ちなみに右側は中村ノリが初盗塁した日のチケット、左は日生球場のプロ野球最終戦のチケットです。)

















左が西京極球場1989年6月2日、右がGS神戸1990年6月2日のチケットです。
(ちなみに1989年6月2日は初芝選手の初安打があった日のチケットです。)




ご覧のとうり、リーグの公式戦は主催球団にデザインを委託するチケットになっております。

公式戦なので、オープン戦よりかは、力を入れたチケットになっていますが・・・
下記のリーグの公式戦のチケットからするとだいぶ手を抜いております。

やはり,京都も関西の一部という証拠なのでしょうか?





最後に球場が独自にデザインしたチケットです。


ちなみにこの日はカープの黒田が初完投勝利をした時のチケットです

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
っと以前書きましたが、間違いでした。この日は黒田が初完封勝利した時のチケットでした。
うちださま、ご指摘ありがとうございました。









ご覧のとうり、リーグの公式戦のチケットは球場独自のデザインのチケットになっております。


よく、地方の人から、『私の地域には近鉄のファン居ないけど、京都は多いのですか?』って聞く人いますが、・・・
残念ながら京都には全くいません!
しかし、大阪は・・・やっぱり全くいません!!

いったい何処にいるんや???







今度は、地方球場のチケットを分類すると、

一、滅多にその球場にプロ野球が来ないため気合を入れて発行されたチケット。

二、毎年、開催されるのでチケットを主催球団にデザインを委託するチケット。

三、毎年、開催されるのでチケットをプレイガイドに委託するチケット。

四、毎年、開催されるがデザインに力を入れてるチケット。

以上の、4つに分類することができます。




まず、
一、滅多にその球場にプロ野球が来ないため気合を入れて発行されたチケット。
を紹介しましょう。

『オラが町にプロ野球が来た!!』がため、デザインを凝りまくっているのが伝わってくるチケットと、来たのはイイが何をしてイイのか分からん!!というチケットまでさまざまですがどちらにしろその球場の意気込みは伝わってきます。





坊ちゃんスタジアムオープン記念〜公式戦だからデザインを凝っているチケット〜

私が知っている中で一番デザインが凝っているチケットだと思います。よく地方球場のチケットの中には、その球場が独自にデザインしたのだけどチケットをデザインするノウハウを知らないため、ヘンテコリンなチケットなってしまうところもありますが・・・

まっ、球場建てるのに莫大なお金を使ったんだから、このくらいのノウハウは持っていて当たり前なのかもしれませんね!









的場池球場〜2軍戦だけどデザインを凝っているチケット〜

〜まっちゃんさま。映像ありがとうございました!〜
まっちゃんさま曰く・・・
こけら落としの一戦でした。阪神:亀山、ダイエー:大越などが出場。1993年4月。
なお、これ以降、この球場でプロ野球の試合は行われてないようです
ちなみにこの試合の前の午前中、福岡の東筑紫学園x鹿児島実業の試合があったんで
すが(ホントはこちらが柿落とし)、当時の東筑紫学園のエースは、今大阪近鉄にい
る真木くんでした。





私曰く・・・
2軍戦で特別席とはいえ前売りで2500円はえらい高いんとちゃうか???
そのわりにはデザインが凝っているともおもえんし・・・
気合が空回りしたのか・・・ノウハウを知っとらへんかったんか???










鴨川市営野球場〜オープン戦だけどデザインを凝っているチケット〜

〜いわちゃんさま。映像ありがとうございました!〜

鴨川市営野球場はオープン戦はあんましやってないと思うけど、このチケットはあまりにもエエデザインなんでもしかしたら、球団からデザインをいただいたものかもしれません???


ちなみに、いわちゃんさまは『常連おじさん』を通じていただいたそうです!
いいなぁ〜〜。























では、次に
二、毎年、開催されるのでチケットを主催球団にデザインを委託するチケット
を紹介していきます。














帯広の森野球場〜公式戦だけどデザインを委託しているチケット〜


浜☆星奈さま。映像ありがとうございました!〜
ベイスターズの地方球場のチケットは何故か委託系が多い。下記の鹿児島も委託系。
毎年、公式戦が来るからこのようになるのかもしれません・・・




1998年バージョン!






鹿児島県立鴨池野球場〜公式戦だけどデザインを委託しているチケット〜


2001年バージョン!



















浦和市営球場〜2軍戦なのでデザインを委託しているチケット〜

〜いわちゃんさま。映像ありがとうございました!〜

下記の大宮市営球場のチケットと同じデザインなので委託しているのでしょう?
毎年、そこそこ開催されているので、また、東京のホーム球場からそう遠くないので手を抜いとるんやと思うんやけど・・・














大宮市営球場〜2軍戦なのでデザインを委託しているチケット〜
〜いわちゃんさま。映像ありがとうございました!〜

















高知県営春野球場〜オープン戦だけどデザインを委託しているチケット〜


ちなみにこの日は松坂(L)がプロ初先発した時のチケットです。

西武がキャンプここでやっているので別に、オープン戦に力いれてないんみたいですね!








三、毎年、開催されるのでチケットをプレイガイドに委託するチケット。
は、掲載してもあんましオモンナイので・・・


四、毎年、開催されるがデザインに力を入れてるチケット。

何故、毎年開催されるのにデザインに力を入れているかと言えば・・・
きっと、主催球場が願わくば、フランチャイズ球場又は準フランチャイズ球場になりたがっている表れではないでしょうか?





宮城球場(2000年公式戦)

昔、ロッテのフランチャイズ球場だったプライドか、『もう一度・・・』っという思惑か・・・














岐阜長良川球場(中日のオープン戦)

オープン戦なんやけど、凝っています。
しかし、巨人VS阪神戦の時は委託したチケットでした。
中日だからこのように凝ったデザインにするということは・・・中日の準フランチャイズ球場にでもなりたがっているのではないでしょうか?

個人的には、広島の準フランチャイズになった方が可能性は高いと思うのですが・・・
あと、近鉄のペットマーク、昔のマンマやぞ!














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