1970年代になると、やる気のある球団はカラー化(まだ初期のものだが)して行き各球団差別化がはっきりしてきます。
読売ジャイアンツ
球会の盟主を目指していただけあってチケットも何処の球団よりもカラー化を進めております。この頃から選手にもチケットにもお金をかけていたのですねぇ〜。
ちなみに、70年代の巨人のチケットは長嶋茂雄さんがデザインされていると思っている方多いと思いますが、実は間違いでして・・・巨人がカラー化によりチケットに選手のデザインが印刷されたのは75年以降なので殆どが王さんの写真のチケットです。
1973年(昭和48年)7月10日〜10.3×5.2CM〜
C指定席券450円
75年以前はまだ選手のデザインが印刷されていません。でも、このデザイン当時の事を考えたらなかなかのデゼインだと思うのですが・・・
1978年外野招待券(11.5×6 CM)
外野招待券です。
75年以降は選手の写真がデザインされようになります。
1979年BOXSEAT(15.5×5.5CM)
こちらも同じように王選手がデザインされており、巨人の看板は王選手なんだなぁ〜と、つくづつ感じます!
1979年(昭和54年)シーズンシート(一応日本ハムよ!)
(12.5×5.5cm)
こちらも同じように王選手がデザインされており、巨人の看板は王選手なんだなぁ〜と、つくづつ感じ・・・ん?????
日本ハム戦??????
じゃ!王選手じゃないんかなぁ〜?
でも、どう見ても王選手やし!!
この球団は本当にやる気あったんかいな!
東映フライヤーズ1972(昭和47)年8月24日
(13.5×5.5 CM)
東映フライヤーズ最後の年のチケットです。
三色刷りのようですが,青いところはハンコですので、厳密には二色刷りです。
東映にしろニチハムにしろ経営者達はチケットにも戦力にもあまり力を入れてないみたいですね・・・(70年代は3位2回、4位1回、5位5回、最下位2回)
ロッテオリオンズ
1972(昭和47)年4月22日
(13×6 cm)
東京スタジアム最後の年のチケットです。
この70年代前半のチケットですので、まっ普通か・・・
1977年8月16日
当時ロッテは保護地域(ホーム球場)が宮城仙台球場でしたが、このチケットはロッテ主催で神宮球場で行われたものです。
神宮の主催ゲームなんて現在では想像できんわなぁ〜。
ちなみに写真の選手は山崎選手です。
1978年4月12日シーズンシート
ロッテがの保護地域が(大洋がほかしたとはいえ)関東の川崎になったので、ヤッパし嬉しかったんでしょうなぁ〜。だからチケットも結構凝ってます。
ちなみに写真の選手は有藤選手です。
阪急ブレ−ブス
1977年4月2日内野席200円
当時阪急は観客がちっとも入らなかったので経営者達は『ジャイアンツのように強くなろう』っと、いろいろな努力をしたらしい、その努力はこのチケットを見てもわかるように相当がんばったみたいです。
阪急は見事に強くなりました・・・
けどナンデ観客はふえんかったんやろう???
クラウンライターライオンズ
1977年3月6日
以前、『日ハムのチケットに王選手がデザインされてる!!』って書いたけど・・・
クラウンも・・・王選手・・・
この当時の経営者はどういう神経をしとったんや???
大洋ホエールズ
1970年
綺麗ですねぇ〜。
シンプルですがセンスがある!