まず、このコーナーをご覧になられる前に。

近頃の安物マスコミのように、ろくに綿密な取材をすることも無く、一部の現象だけを何度も放送し、物事を歪曲させるような奴は私は大嫌いです。

今回、私は中国の野球場に関して思ったことを率直に話しますが、だからと言って、『中国はこんな国だ』などの短絡的な考えはしないでいただきたい。
実際に中国に行くと、街や人も正直日本とあまり変わりません。
しかし、野球場に関してはあまりにも価値観が異なっていましたので。
純粋な気持ちをここで表現させていただきます。






8月21日(木)
午前10時に成田空港から出発し午後3時には北京市内に到着。
ホテルに荷物を置いて、直ぐに向かった先は・・・
北京 豊台ソフトボール場

北京に到着して、数時間しか経っていないのに、日本チームの金メダルの瞬間が見れるんですから、万感の思いに・・・






そして、ホテルへ帰る途中に、夜景とカクテル光線が交錯し神秘的に見える球場があった。
それが次の日準決勝を観戦する、五?松野球場である。(?=木へんに果)

そりゃ〜わくわくしましたわ!
「どんな球場だろう?」「明日が楽しみだ!!」と言う気持ちになったのは言うまでもありません。















・・・で、次の日球場に着くと・・・

















「なっ!!なんじゃこりゃ??」(松田優作風)



数分間呆然・・・










近くで見るとどーなっているんやろう?
っと思い近寄ってみると・・・








まぁ〜見事に鉄パイプだらけ!!(ここでまた数分間呆然)

















しかし、場所によっては、この様に鉄パイプの美しい(?)背景も演出されている。

球場と言うよりも、鉄パイプによる芸術作品である。


















何度も球場に足を運んだが、球場の外から観客席が見えた経験は一度も無かった。

何と言う斬新な球場!環境にやさしいシースルー球場?

また鉄パイプが錆び錆びであることが、芸術的作品性を高めている。













そして、球場の張り紙にも特徴がある。
普通の球場だと「キャッチボール禁止」というような野球に関係することが書かれているが・・・













もはや野球と言う概念を超え、違うスポーツになっている。

鉄パイプによる超芸術作品を前にすると、人間は本能のおもむくままに行動してしまうのである。
















ゴッホの絵画「はね橋の絵」を鉄筋コンクリートの頑丈なものにすれば、芸術性は低下する。

であるから、この超芸術性作品(球場)も「安全性」などという、つまらない概念はない!








まずは、土台を見てみよう!










頑丈なコンクリートを避け、(その辺にあった)木材を使用しています。
たぶん、地球環境に優しい球場を目指した結果であろう。

また、日本の四季のように、刻々と変わる風景のごとく、鉄パイプの錆び錆び感が日々強調されよう配慮されています。


芸術性と環境保護を兼ね備えた作品になっています。












緑豊かな球場

植物の日々の成長を観察することもできます。

夏休みの宿題も、球場でできちゃいます。











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